美山中学校から2名がデンマークへプチ留学
2023年3月24日~4月10日
デンマークへのプチ留学の第3次として美山中学校から2名の女子生徒が挑戦しました。
今回、このプチ留学への募集を美山町の小中学生に行ったところ、希望者が多く嬉しい悲鳴。
そこで、希望意思、英語力、コミュニケーション力などでセレクションを行うことにし、その中で見事、留学権利を勝ち取ったのがこの二人になります。
(他の子たちも全員、魅力的なプレゼンで選考は本当に難航しました)
プチ留学の受け入れ先は、いつもお世話になっているデンマークはヘルシンゲのNordstjerneskolen(北の星国民学校)。
美山からの2名は同校のクラスメイトのお宅へ約1週間ホームステイしながら、授業にも参加。
一人ずつ別れてのホームステイでは、英語でのコミュニケーションの難しさも経験しつつ、日本料理を振る舞うなど様々なことにトライしていたそうです。
学校ではこのプチ留学に合わせて、丸一日「日本一色」となる「JAPAN DAY」を今回も開催していただき、様々な日本のワークショップが開かれる中、美山からの二人も日本の遊びをレクチャーするワークショップを担当。
「ふくわらい」「たたいてかぶってジャンケンポン」をデンマークの子どもたちに教えるという役目を果たしました。
「たたいてかぶってジャンケンポン」は非常に好評で、日本から持参したピコピコハンマーは最後には壊れてしまうほど、デンマークの子たちはエキサイトしていたそうです(笑)
今回渡航した二名の感想の一つとして、自分の英語が思っていた以上に「できなかった」ことを痛感したそうです。
デンマークの人々はとてもやさしく、そんな自分たちの英語を理解しようとしてくれ、また、スマホの翻訳アプリなども補助として使用できたそうですが、アプリを操作している間、相手に待ってもらう必要がありそれがとても申し訳なかったこと、会話の流れを止めてしまったり、流れに乗れず発言のタイミングを逃してしまうことに対する弊害を身にしみて感じたようです。
これはこれまで渡航した中学生達が全員言っていたことでもあります。
英語だけがコミュニケーションツールというわけではありませんが、このプチ留学を経験した子たちはその後の英語に対する取り組み方が大きく変わるようです。