キッズキャンプ

【森や川、自然を活用した教育環境の整備事業】

自転車教育コンテンツの開発と実践事業

自然豊かな日本の原風景の残る町「美山町」で、子ども時代の思い出をたくさんつくることを目的とした体験キャンププログラム。
親元を離れ、数日間の宿泊込みで開催されるキッズキャンプは、季節に応じてサイクリング、川遊び、農家体験、キャンプファイヤー、雪遊び、鶏の解体、大工仕事などなど、田舎ならではのプログラムを数多く詰め込んでいます。

このプログラムの特徴

子どもたち自身で決める
子どもたち自身で解決する

ある程度のプログラムの進行はありますが、その場、その時で何をどうするかは、子どもたちで決定していきます。そのためにわたしたちは、グループワークやミーティングをとても大切にしています。
当然、意見がわかれること、トラブル、けんか、様々なことが発生しますが、極力、大人は介入せず、子ども同士で「どうすればいいか」を考え、解決につなげます。

サイクリング、川遊び、雪遊び、大工仕事、火を扱うことなど、何をするにしても常に危険を伴います。
その安全管理をすべて大人がしてしまうのではなく、彼ら自身に何が危ないのか、どうすれば危険を回避できるのか、もし危険なことが起きてしまった場合、原因は何だったのかなどを、すべての場面で彼ら自身で考えられるよう取り組んでいます。

子どもたちが自分の考えや判断で率先して動けるようになるためにも、大人の介入は最小限にするプログラムにするため、デンマークの教育現場から学んだ、Co-Operating Learning(共同学習)や、Active Learning(アクティブ・ラーニング)の考えかたを積極的に取り入れています。

また私たちは「異年齢交流」が子どもたちにとって、とても大切な要素だと考えます。
参加者を学年などで区切ることなく、その場に集ったメンバーの中で、自分はどのような立ち位置にいるのか、何をすべきかを考えながら行動します。

子どもたちが企画するキャンプイベント

2021年3月30・31日に美山小学校の子どもたちが「子どもサイクルグリーンツアー」というイベントを企画し実現させました。
この企画実現のために、「子どもたち自身での立案」、勝手にチラシを作っての広報、キャンプの設営など、ほどんどの内容を子どもたち自身で組み立てました。

自分の身は自分で守る。
小さな子は上の子が面倒をみる。
そうした本来当たり前にある子どもの社会を、子どもたちが中心となってイベントを使って実現した実例です。
詳しくは「春の子どもサイクルグリーンツアー」へ

子ども扱いしない。子供だましはしない。

私たちはのモットーは、どんなに小さな子でも自分自身の考えを持った一人の人間であり、「子どもだから」を理由に、大人が勝手に決めてしまわない、レベルを低く考えないことなどを大切にしています。

これまでのキッズキャンプ

  • 京都光華ランニングクラブ 自然体験(2017年8月10日)
  • キッズキャンプ vol.1(2017年8月15〜17日)
  • キッズキャンプ vol.2(2018年2月10〜12日)
  • キッズキャンプ vol.3(2018年3月30日〜4月1日)
  • キッズキャンプ vol.4(2018年8月23〜26日)
  • 京都光華ランニングクラブ 夏合宿(2019年8月13・14日)
  • キッズキャンプ vol.5(2019年8月18〜20日)
  • 子どもサイクルグリーンツアー(2021年3月30・31日)
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