【第2次 デンマークプチ留学】
美山中学校3年生 女子1名がデンマークへ1週間留学
2019年8月17日~8月24日
2019年2月23日~3月2日に初めて美山町の中学生二名がデンマークへの留学を行ったことに続き(詳しくはこちら)、第二弾の留学が実現。
今回は中学3年生の女子が1名で参加。
受験を控えていることで悩みに悩んだものの「やっぱりチャレンジしてみたい!」と彼女自身が決断し、様々な問題も自己解決しながら留学を果たしました。
飛行機での行き帰りは視察のための当プロジェクトのメンバーが同行したものの、滞在中はほぼ「日本人は自分ひとりだけ」の状況の中、二軒のホームステイと学校の滞在をやり遂げました。
彼女が滞在中に送ってきたメールの中で印象に残っているのは「こんなに親切にしてもらっていいのだろうか、と思うほど、みんなが親切にしてくれる」というもの。
異国の地で彼女が受けたホスピタリティやその他多くの体験は、おそらく今後の彼女に大きな影響を与えるものとなるでしょう。
また、滞在先の学校は前回と同様「北の星国民学校」。
今回も柔軟に受け入れてくださった背景には、やはりこの交流が双方の子どもたちにとって、たいへん有益であると考えておられるからこそと感じます。
だからこそ、今後更に繋がりを強固なものにしていくこと、美山町での受け入れ体制も整えていく必要があると私達は考えます。
ヘルシンゲ – 美山
スカイプ交流
2019年8月22日
上記の1週間留学の間に、恒例となった美山町と北の星国民学校とを繋いだスカイプ交流を実施。
基本的に双方、英語での会話となるため、最初はお互いに恥ずがしがっていたものの、話題がゲームのことになると途端に盛り上がる様子は興味深いものがあり、今後、ゲームを使った交流も面白いのではという案が出るほどでした。
ヘルシンゲ・グリップスコー視察・ミーティング
2019年8月17日~8月24日
上記の留学期間に合わせ、美山町から当プロジェクトリーダーが渡航。
高田ケラー有子氏と各種教育機関の視察や北の星国民学校の先生方とのミーティングなどを行い、今後の交流のための具体的な話し合いを行ってきました。
あわせて8月初頭に美山町に来られたデンマーク国会議員・グリッブスコー市副市長のキム・バレンティン夫妻とも会合。
ヘルシンゲの高校生2名が美山町に短期滞在!
2020年2月8日〜15日
これまで二度に渡り美山中学校の生徒がデンマークに渡りましたが、2020年2月、念願のデンマークの女子学生2名を美山町に呼ぶことができました。
その内の一人、クリスティーナは北の星国民学校出身の高校生。そしてこの交流のキーマンの一人でもあります。
2017年2月、当プロジェクト発起人のブラッキー中島らがデンマークへ視察に行った際に、北の星国民学校で出会った生徒の一人で、日本の事が大好きすぎる女の子。
2018年9月に行った北の星国民学校と美山町の子どもたちとを繋いだスカイプ交流にも参加してくれ「I LOVE JAPAN!」を連呼。
その様子を見ていた美山中学校1年生の女子生徒が「クリスティーナに会いたい」と思ったこと、そしてそれを意思表示したことがきっかけで、美山町からデンマークへのプチ留学がスタートします。
そしてそんな彼女は、美山町の子たちのホームステイ先にもなってくれ、その後も継続して彼女達は国を超えた友達として連絡を取り合っていました。
そんな彼女と彼女の友人であるアーニャが美山町に来たのです。
まずステイ先はデンマークでクリスティーナにお世話になった子たちの家。
そして基本的にメインホストは中学生たちです。
来日2日目には美山中学の生徒だけでクリスティーナ・アーニャを連れ出し、京都観光をアテンド。
その後、北桑田高校に二日間、美山中学校に一日滞在し、多くの同世代の若者とふれあい、最後には涙のお別れとなりました。
彼女たちの言葉で印象に残るのは「信じられないくらい、みんなが親切にしてくれる。この価値観をデンマークでも大切にしたいと思う。」というもの。
これは第2次 デンマークプチ留学を果たした美山中学の女子生徒の言葉と重なります。
双方の国の子どもたちが他国の人々と交流し、文化、風習などを肌で感じることによって、自国や自分が住む地域のことを改めて見つめ直すこと、そしてこれらの経験が彼らの未来を作る糧の一つになることを願います。
【第3次 デンマークプチ留学】
残念ながら延期となりました。
2020年3月23日〜27日に行う予定だった【第3次 デンマークプチ留学】。
美山中学校2年生の男子生徒3名が渡航する予定で飛行機のチケットも押さえ、留学中のホームステイ先もほぼ決まりかけていた頃、残念ながら新型コロナウイルスの世界的感染が本格的に広がり、双方にとって「今は行うべきではない」と判断し、やむなく延期となりました。
この時点では2020年夏ごろには収束しているであろうと予想し、再度その頃にチャレンジをと考えていましたが、それも叶わず、次のチャンスを模索中です。
これまでの活動一覧
・2020年 プロジェクト『田(デン)マーク』
・2019年 プロジェクト『田(デン)マーク』
・2019年度の活動2
・2019年度の活動1
・2018年度の活動2
・2018年度の活動1
・2017年度の活動
・2015・2016年度の活動